疾患の進行と共に・・・
ALSの女性。
ご主人との2人の生活の中で守り続けてきた家庭・・・
今まで出来たことが出来なくなる・・・
女性として母として妻としての葛藤・・・
夫の懸命の介護さえも受け入れられない状況でした。
身体の位置・・・
服のしわ・・・
些細なことがAさんにとっては、大きな辛さでした夫の負担も日毎に増加する中で、本人の希望に合わせたケアをしていこう!!
夫と共に出した答えでした。
それは、夫にとっても、毎日24時間過酷な介護のはじまりでもありました。
わずかに動く足の指でパソコンを操作して伝える想い・・・
上手く伝えられず流す涙・・・
わかってあげらることのできない辛さ・・・
訪問看護師としてしてあげられることは、なんだろう・・・
訪問毎に渡される思いを綴った紙。
ただ、読むことしかできない。
それでも、看護を楽しみ といってくれたAさん。
そばにいて話を聴いて共感し思いをうけとめる事の重要さを改めて感じました。